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コスプレイベント一般参加者におすすめの服装・持ち物

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コスプレイベント(コスイベ)はコスプレしなくても参加することができます。コスプレせずコスイベに参加することを「一般参加」と呼びます。

コスイベに参加し慣れていないと一般参加の雰囲気や必要なものがピンとこず「浮いたらどうしよう」「なにが必要なんだろう」と不安に思うこともあると思います。

今回はそんな人に向けて、コスプレイベントに一般参加するときにおすすめの服装と持ち物を紹介したいと思います。

 

【目次】

 

コスイベに適した服装

基本的には法律と公序良俗に反しない格好であれば、どんな格好でコスプレイベントに参加しても問題ありません。

ですが、向いている服装・向いていない服装はあります。

ここではコスイベに行くときのおすすめの服装について扱います。

 

動きやすい服・靴が最優先

まず慣れないうちは何よりも動きやすいことを優先して服装を考えることをおすすめします。

コスイベに一般参加するとお目当てのコスプレイヤーを探すべく会場じゅうを歩き回ることになります。そのとき、動きづらい恰好だと疲れやすく、イベントを楽しみきる前にリタイアすることになってしまいます。

特に靴は重要で、履きなれない新品の靴や固い革靴、長時間歩くのに適さないパンプスやヒールの高い靴は疲労だけでなく靴擦れやケガのリスクもあります。

Tシャツにズボン、スニーカーといったカジュアルな格好で参加しても浮かないので安心してください。

 

ポケットが多い服は便利

コスプレイベントに参加する際は受付でチケットを購入、または事前に買ったチケットを提示します。その際、参加証や地図などを一緒に渡されることが多いです。そういったものはカバンにまとめてしまってもいいですが、意外と使う場面があるので、いちいち出し入れするのは面倒です。

そういう時とりあえず服のポケットに突っ込んでおくとさっと取り出せて便利です。

他にも、カメラのレンズキャップやシューカバー、ちょっとしたお菓子のゴミなんかもとりあえずポケットに突っ込んで両手が空くというのはなかなか便利です。

特に女性の服はポケットがない(あっても小さい)ことが多いので、コスイベ用の服を選ぶときはポケットも意識してみるといいかもしれません。

 

気温対策がしやすい工夫をしよう

コスプレイベントは野外で行われるものが多く、大型のイベントは夏や冬の大型連休で開催されることが多いです。

すなわち、大変暑いまたは寒い会場に何時間もいることになります。

コスプレイベントでは日陰や建物に入れない、冷暖房のある場所が限られているということは珍しくありません。いつも以上に気温から身を守る服装が大切になります。

 

夏場であれば、紫外線対策をしつつ汗でべたつかない速乾インナーや、UVカットパーカーなんかが便利です。わたしは通気性がよく、締め付けが少ない恰好を意識しています。また、襟口や裾から保冷剤や汗拭きシートが入れやすいややオーバーサイズの服が快適なのでよく利用しています。

 

冬場であれば、着脱しやすく着ぶくれしない上着が便利です。会場で動き回っているうちにだんだん暑くなってきて上着を脱ぐことがよくあるので、かさばらない上着は重宝します。また、胸や足にポケットがある服はカイロで暖をとりやすいです。

 

かばんはA4サイズが入るリュックが使いやすい

コスプレイベントでは動きやすい服装を優先してほしいと先ほど書きましたが、これはバッグ類にも言えることです。大きすぎも小さすぎもせず、身軽に動けて多少雑に扱っても問題ない鞄が理想です。

おすすめしたいのが、A4サイズの荷物が入る程度の大きさがあるリュックです。

イベント受付で配られるチラシや地図は大抵A4~A3サイズなので、これらを折らずに入れられるサイズのバッグはすっきりします。大きければよりいろいろなものが入れられますが、大きすぎる鞄は邪魔になるので、ほどほどの大きさがいいと思います。

コスプレイベントでは写真を頻繁に撮る機会があるので、両手が空いているに越したことはありません。そのためリュックが便利です。斜めがけのショルダーバッグなんかも同様に便利です。

 

 

やめたほうがいい服装

コスイベに行くときおすすめの恰好があれば、やめた方がいい恰好ももちろんあります。

ここからは様々な理由からよほど事情がない限り避けた方がいい服装について紹介します。

コスプレやコスプレに近い恰好

コスプレイベントの参加料金は大雑把に「コスプレをする人」と「コスプレをしない人」で分けられています。コスプレをせず、撮影もしない場合は無料としているイベントも多いです。

そのようなイベントで一般参加の人がお金を払わずコスプレをするというのはイベントのルール違反です。コスプレをするならコスプレイヤーの正規の参加料金を払いましょう。

また、お金を払わない人はイベントの更衣室を使えません。となると自宅からコスプレ衣装を着ていくか、会場付近で着替えることになりますが、いずれもマナー違反です。特に会場近くのトイレなど公共の場で着替える行為は大変迷惑です。絶対にやめてください。

衣装を着用してイベント会場外を歩くという行為は(賛否両論ありますが)マナー違反とされています。変人奇人と思われたり、作品に迷惑をかけるからという理由もありますが、つきまといを受けたり、写真を撮られて晒されるリスクというのもあります。

これはコスプレに近い恰好にも言えることです。最近「バウンドコーデ」というキャラクターの特徴的な色やモチーフをファッションに取り入れたコーディネートが注目を浴びていますが、過度なバウンドコーデはコスプレと紙一重です。コスプレで一般参加するのと同様のルール・マナー違反に当てはまりかねないのでほどほどにしましょう。

一般参加をするなら誰が見てもコスプレイヤーではない服装にしておくことが無難です

 

センシティブな服装

コスプレイベントにはいわゆる「オタク」が集結します。仲間を見つける意味でも自分の好きなキャラクターのグッズを身に着けて参加することもあるでしょう。わたしも使いどころの分からないキャラクターグッズはここぞとばかりにコスプレイベントで使っています。

この時注意したいのが、グッズが誰に見せても問題ないものかどうかです。

作品やキャラクターによっては性的、暴力的なグッズも出ています。これらのグッズをもし子どもや職場(学校)の人に見られても問題ないか、今一度考えてからイベントに身に着けていきましょう。

コスプレイベント、特に「街イベ」と呼ばれる街中で行われるイベントの場合、参加者以外の不特定多数の人に見られることもあります。

コスプレという趣味がセンシティブな配慮ができない人がやるものだと思われないように気を付けてください。

 

装飾が多い服・広がる服

これは特に大型のコスプレイベントに言えることですが、参加人数の多いイベントは人口密度が高く人と人が接触したり、荷物が当たることは日常茶飯事です。

こういったイベントでは、装飾の多い服装や体の幅より広がる服は大変です。

装飾が人にぶつかってケガさせること、何かに引っ掛かって取れることを気にしないといけません。

パンクやロリータなどはこの傾向が強いので注意してください。

 

おすすめの持ち物

コスイベ一般参加であれば、絶対に必要な持ち物というものはありません。ですが、持っていくとイベントが楽になったり楽しめたりするグッズというのはあります。

ここではコスイベ一般参加者におすすめの持ち物について書いておきます。

撮影機材・自撮りグッズ

コスプレイベントに参加しているコスプレイヤーは、声をかけると写真を撮らせてもらえることがあります。コスプレ撮影はコスプレイベントの醍醐味でもあります。

写真を撮りたい場合は撮影機材は必須です。カメラやライトなどを持参しましょう。

本格的な撮影機材がなくても大丈夫です。スマホのカメラでも十分に撮影できます

カメラがないとコスイベは楽しくないかというとそうでもないです。別の記事で解説しているので読んでください。

 

tami-sf.hatenablog.com

これはコスプレイヤー次第ではありますが、ツーショットを頼むと応じてくれるコスプレイヤーもいます。好きなキャラクターのコスプレと一緒に写真に写りたい場合は自撮り棒(セルフィースティック)などを持参すると便利です。

 

飲み物・軽食・お菓子

コスプレイベントとなる会場には自販機やコンビニが近くにないことがあります。あったとしても多くの人が利用することで在庫が薄くなっていることもあります。

自分で食べる分の飲み物やおにぎりやちょっとつまめるお菓子程度の軽食は持っていくのをおすすめします。

特に夏の暑い時期に開催されるコスプレイベントでは水分不足が命取りになります。多めに準備していきましょう。

差し入れ

コスプレイベントに参加している人にちょっとしたお菓子や物を渡す「差し入れ」という文化があります。写真を撮らせてくれたコスプレイヤーへのお礼や、仲良くなるきっかけとして贈ることが多いです。

もしコスプレイヤーと交流する予定があるなら、差し入れを用意していくといいかもしれません。

個包装のお菓子や疲労回復グッズがよく差し入れとして採用されています。

こちらも詳しくは別の記事で紹介していますのでどうぞ。

 

tami-sf.hatenablog.com

 

他にもおすすめグッズについて紹介している記事があるので参考にしてください。

 

tami-sf.hatenablog.com

 

tami-sf.hatenablog.com

 

tami-sf.hatenablog.com

 

持ってこない方がいい物

コスイベには相応しくないものもあります。

ここからはコスプレイベントに持ってこない方がいいものを紹介します。

 

貴重品・傷つけたくないもの

コスプレイベントが混雑するというのは先ほどから書いていますが、その人の多さは荷物の管理を難しくします。

財布やスマホなどの貴重品が盗難されないように十分に管理しましょう。

イベント会場に持ち込む金品は最小限にして、万が一落としたり盗られたりしてもダメージが少なくなるようにします。

貴重品以外にも、大切な物は持ち込まないようにします。

人混みのなかで他人にひっかけて壊してしまう可能性があります。

キャラクターグッズなどは扱いに気を付けてください。

人によっては痛バッグ(痛バ)も貴重品・大切な物に当てはまるかもしれません。

推しキャラクターのぬいぐるみや缶バッジでデコレーションした痛バはコスプレイベントで好きなキャラクターをアピールする手段でもありますが、人混みで大切なグッズが押しつぶされたり、かばんから外れてしまったりして紛失・破損する可能性があります。

痛バでコスイベに行くなら破損・紛失対策を万全にするのはもちろん、失くしたくないグッズは持っていかないように心がけましょう。

 

大きなもの・かさばるもの

貴重品と同様、大きなもの、かさばるものもコスプレイベントの人混みでは邪魔になります。

コスプレイベントには子どもや車いすの人もいます。顔の高さに荷物が来ると邪魔なだけでなくケガをさせてしまうことにつながりかねません。

 

溶けやすい・腐りやすいもの

これは特に夏場の話になります。

野外のコスプレイベントは夏場とてつもなく熱くなります。クーラーボックスや保冷剤を使えばある程度冷せますが、長時間となると厳しいです。

そのため、溶けやすいもの、腐りやすいものはコスイベに適していません。食中毒の危険もあるため、夏場持ち運ぶ食料については注意を払ってください。

溶けそうという点で盲点なのが、接着剤です。接着剤によっては熱によって接着力が弱まりゆるむ性質があります。もしコスプレイベントに接着剤によって修復したものを持ち込む時は注意してください。また、スニーカーをはじめとした靴は接着剤を使って作られていることがあります。アツアツに熱されたアスファルトを長時間歩くと靴底が外れることがあります。

 

ゴミになるもの

多くのコスプレイベントはゴミ箱が設置されていません。あるとしても更衣室の中にあることが多く、一般参加者が立ち入れない場所なことが多い印象です。街イベであれば公共のゴミ箱があるかもしれませんが、いずれにせよ確実にゴミ箱がある保証はありません。

ゴミになりそうなものはあらかじめ持ち込まず、どうしても出てしまうゴミは自宅に持って帰りましょう。

コンビニ弁当のプラスチック容器や空き缶などはかさばるので扱いが大変面倒です。食品を持ち込む(買う)場合は出るごみについても考えると良いでしょう。

 

長々と書きましたが、コスプレイベントとはいえコスプレしないなら特別に何か必要とか注意しなければならないということはありません。一般常識の範囲でおしゃれしていれば服装に関しては問題ないと言えます。

楽しい催しについテンションが上がりすぎてハメを外してしまいそうになることもありと思いますが、冷静になって誰かを不快にしない一般参加を目指しましょう。