コスプレアイテムとしてはポピュラーな眼帯。
今回はわたしがいつもやっている眼帯のずれにくい付け方を紹介します。
【目次】
コスプレ用眼帯はずれやすい
眼帯キャラの衣装を購入すると眼帯も一緒についてくることが多いです。
既製品衣装に付属する眼帯は合皮や化繊で作られていることが多く、滑りやすいうえに伸縮性がないため頭にフィットしにくいです。
コスプレで使うウィッグはほとんどの場合ツルツルとした化学繊維なので、ウィッグとコスプレ用眼帯を組み合わせると眼帯がずれやすい特性があります。
ではどうやってずれずに眼帯を付けるのか。
ウィッグの下に眼帯を付けることで解決します。
ウィッグの下に眼帯をつける
実際にやってみます。
ウィッグと眼帯を用意しました。
今回使用したウィッグはスワローテイルのT5904グラスシルバーです。
まずウィッグネットを通常通りかぶります。
使用するウィッグネットはどんな物でも構いませんが、ゴムの力が弱いものだと眼帯固定の段階でずれやすくなるのでゴムの力が強い新しいものがおすすめです。
今回はウィッグに付属していたウィッグネットを使用しています。
次にウィッグネットの上から眼帯を装着します。
うしろで結ぶタイプの場合はずれにくいようきつめに縛ります。
眼帯の位置が着けられたら、眼帯の紐部分をヘアピンなどで固定します。
ウィッグネットのゴム部分と接する点を重点的に固定します。
眼帯が固定できたらウィッグをかぶって完成です。
いいところ
ウィッグの下に眼帯を着ける方法のいいところは、以下の通りです。
・ズレにくい
先述した通り、ウィッグの上から眼帯を着けるよりズレにくいです。
ピンとウィッグで挟んで固定されるのでウィッグの上から着けるより安定します。
・ピンが目立ちづらい
ウィッグの上からでもヘアピンで固定することができますが、ピンの色とウィッグを合わせないと目立ちます。ウィッグの下で眼帯を固定すればピンがウィッグで隠れるので、色の薄いウィッグであってもピンが目立ちづらいメリットがあります。
・ウィッグが乱れづらい
眼帯がウィッグを押さえつけないためウィッグセットが乱れづらいという利点もあります。眼帯の紐の下でウィッグがぐちゃぐちゃになってしまうのを防ぐことができます。
気になるところ
ウィッグの下に眼帯を着けることのメリットもあれば、デメリットもあります。
ここではウィッグの下に眼帯を着けたとき気になる点や注意点を紹介します。
・眼帯の紐が見えない違和感
眼帯をウィッグの下に着けると、本来紐が見えるべきところに紐が出ません。
通常眼帯はもみあげや後頭部に紐が見えるはずなので、若干違和感を感じます。
特に紐に個性があるようなキャラクターのコスプレでは使いづらいです。
・一度ずれると修正が難しい
ウィッグ下に眼帯を着けると確かにずれにくいですが、絶対にずれないわけではありません。
何かの拍子に眼帯がずれてしまったとき、ウィッグの下に紐があるため修正のために一度ウィッグを外す必要があります。いちいち更衣室に戻ってウィッグをかぶりなおすのは面倒です。
・結び目が痛いこともある
これは後頭部で結ぶタイプの眼帯で起こることなのですが、結び目がウィッグで押されて頭皮を圧迫し痛いということがあります。
もしウィッグの下に眼帯を着ける予定なら、眼帯の紐は平ゴムに替えて輪を作り、結び目を作らなくてもいいようにすることをおすすめします。
眼帯はアニメキャラのコスプレだけではなく、「海賊」や「ゾンビ」のようなハロウィンでする仮装でも重宝するアイテムなので、ズレない方法を覚えておくと役立つ日が来るかもしれません。
視界の確保だけは忘れずに、安全に楽しんでください。