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更衣室なしコスプレイベントで着替える場所について解説

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ひと昔前まではコスプレイベントと更衣室は必ずセットでしたが、最近は「更衣室なし」を選択できるイベントが増えてきました。

更衣室なしのチケットは更衣室付きのチケットに比べて安価な傾向なのが嬉しいです。

では、更衣室なしでどうやってコスプレ衣装に着替えればいいのでしょうか。

今回は更衣室なしのコスプレイベントでどこで着替えるかを解説します。

 

【目次】

 

更衣室なしイベントでは自分で着替える場所を確保する

更衣室なしチケットを買った場合、自力で着替えられる場所を確保する必要があります。

ここでは、着替える場所としてよく使われるものを紹介します。

○自宅

イベント会場に自宅が近い場合、自宅で着替えてそのままコスプレイベントに参加するのが一番便利でお金がかからない方法です。

自宅なので衣装やメイク道具をいちいち荷造りする手間から解放されますし、飲食も自由、更衣室の混雑ともおさらばです。

イベント会場と自宅が離れている場合は家で着替えたのち車でイベント会場に移動することになります。運転免許がない人や自由に動かせる車がない人はタクシーで移動することもあります。

自宅で着替える際に注意してほしいことが、つきまといです。コスプレ姿は目立つので、衣装のまま自宅を出入りすると住所が特定される可能性が少ないながらもあります。上着や帽子で隠すなどして対策しましょう。

 

○車・駐車場

イベント会場近隣の駐車場に車を停め、車内で更衣することも一般的です。街中で開催されるイベントでよく用いられる手法です。

車を簡易更衣室にすると、イベント中でも自分だけの個室・避難所が手に入るのがメリットです。特に暑い時期はエアコンを利かせた車内に避難して涼む休憩時間がとれるのが嬉しいです。

自宅着替え同様、車を運転できない人にとっては難しい更衣方法です。

また、大型の街イベが行われる場所は都会なことが多く、往々にして駐車料金が高い傾向にあります。「更衣室なしチケットの方が安いから買ったのに駐車料金の方が高くついたトホホ」というのは車着替えあるあるですね。

イベント前に近隣の駐車場を予約しておくとあらかじめ値段が分かりますし、駐車場が確保できて安心感があります。

 

○ホテル

イベント会場近隣のホテルを予約しておき、そこを更衣室替わりとして使う方法もあります。

イベントによってはホテルと提携していてコスプレがホテル公認ということもあります。

ホテルという快適な空間で着替えられる点が便利です。遠征してイベントに参加する人であればイベント終了後そのまま泊まって次の日ゆっくり帰宅できるのもメリットです。

ホテルによってはコスプレでエントランスや廊下を歩くことを禁止していることもあります。自分が利用したいホテルがコスプレ着替えOKか予約前に確認しておきましょう。

 

○公共施設・レンタルスペース

公民館や会議室などの一室を借り更衣する方法です。

公共施設の場合、借りる際の料金が安くなることが多いです。

利用にはさまざまな制限が付くことが多く、そもそも更衣のためだけに借りれるところが少ないのであまり期待しない方がいいです。

わたしはどうにもならなかった時の最終手段として利用することが過去一度だけありました。

 

着替えの際のNG行為

極端な話どこでも更衣室になりえます。

ですが、周囲の人々とイベントには絶対に迷惑をかけてはいけません。

ここでは、イベント更衣室を利用しないでコスプレする際の注意点を紹介します。

 

○チケットを購入せずコスプレ

更衣室なしでコスプレする際も、イベント参加料は必ず支払う必要があります。

お金を支払わずにイベントに不正に参加することがないようにしてください。

更衣室なしで参加する場合は受付で参加申し込みをすることになると思います。

「事前にチケットを買っていないけど現地で当日券を買えばいいや~」と軽く考えていたら当日券は売り切れで参加できない、なんてこともあるので注意してください。

 

○トイレで着替える

コスプレイベントのルールを知らない人がやってしまいがちですが、公衆トイレやお店のトイレを使用してコスプレ衣装に着替えるのは絶対にやめてください

「すぐ着替え終わるから」「使う人が少ないトイレだから」と更衣室替わりに使うのはやめましょう。

コスプレ衣装の着替えは想像以上に時間と手間がかかります。イベント参加者以外も使う場所を着替えで長時間占拠するとなると、トイレを利用したい周囲の人に多大な迷惑をかけます。

トイレで衣装を汚さずに着替える努力をして変に体力を消耗するぐらいならイベントの用意した更衣室を使う方が何倍も安全で快適です。

 

○屋外で着替える行為

まれに物陰に隠れたり、路上に簡易テントを設営して着替える人がいますが、これも大変迷惑です。

不特定多数が通る場所を占拠して着替える時点で邪魔で迷惑ですし、盗撮や置き引きなどの犯罪にあうリスクもあります。

着替え途中のコスプレイヤーは見苦しいので人目に付かないところで着替えるようにしましょう。

これは車内着替えの時も注意すべきことで、窓ガラスから車内が見えてしまうような環境で着替えることはNGです。車用目隠しグッズを使って車内が見えないように配慮して着替えましょう。

 

○指定範囲外のコスプレ移動

街イベではコスプレ可能なエリアというのが設定されています。「ここからここまではコスプレで移動してもいいよ」とイベント側が提示してくれているはずです。

基本的に自分で更衣室を準備する場合、この範囲内で用意することになります。

もしホテルが取れなかった、駐車場が見つからなかったとしても、コスプレ可能エリア外から徒歩や公共交通機関で移動することがないようにしましょう。

イベント運営が地元と協議の上設定しているエリア外でコスプレしていたとなるとトラブルになりかねません。

もしやむをえずどうしても移動する必要がある場合は、タクシーを利用するなどして人目になるべくつかないようにして移動します。タクシーによってはコスプレで搭乗NGなこともあるので、事前に確認する必要があります。

更衣室なしでコスプレすることが決まった時点で早め早めにホテルや駐車場を予約して、こういったことがないように対策しましょう。

 

基本的にはコスプレイベントの規約に従おう

ここまでいろいろと更衣室なしでコスプレする方法について書きましたが、一番大切なのはコスプレイベントのルールに従うことです。

イベントによって細かなルールは違います。更衣室以外で着替えることを一律禁止しているイベントもあれば、先ほどわたしがNGとした「公共交通機関をコスプレで利用する行為」をOKとしているイベントもあります。

また、コスプレイベントが開催される地域によってもルールは変わってきます。例えば愛知県名古屋市にはイベントの有無にかかわらずコスプレOKな施設・街があります。このようなコスプレOKを標榜している場所ではコスプレしたままイベント会場まで移動することもできるわけです。

www.city.nagoya.jp

 

つまり、イベントの数だけ着替えルールがあります。

この記事でOKだNGだと言っていることはあくまで一例、わたしの経験をもとにした話なので、参考にする程度にとどめて、イベント参加規約をよく読み込んでおくのが一番正確です。イベント規約を読んでなお分からないことがあれば、イベント運営に問い合わせて自己判断することがないようにしましょう。