コスプレで使うもののなかには、スプレータイプのものがしばしば登場します。
ウィッグの絡み防止スプレー、スプレーワックス、メイクキープミスト、制汗スプレーなど、プッシュで使えて便利な道具である反面、コスプレイベント、特に更衣室での使用には注意が必要です。
今回は、コスプレイベントでスプレーを使う際注意すべきことや、使うタイミングについて解説します。
【目次】
更衣室ではスプレー禁止のイベントが多い
更衣室の利用ルールにはよく「スプレーの使用は禁止」と書かれていることがあります。
コスプレイベントの更衣室は人が密集しているので、スプレーが他の人にかかったり、他の人の衣装や施設を汚したりする可能性がある以上、たとえ禁止と書かれていなくてもスプレー類は使わないほうがいいと思います。
スプレーと聞くとシューッと出るガスタイプを思い浮かべるかもしれませんが、霧吹きタイプもスプレーとして認識しておきましょう。
色が付くスプレーは特に注意
スプレーの中でも、特に注意しなければならないのが、色付きのものです。
髪の色を変えるヘアカラースプレー、特定の肌の色を再現するボディスプレー、コントロールカラーを含む日焼け止めスプレーなどは、自分の衣装や荷物を汚す可能性だけでなく、同じ更衣室内の参加者や施設に色を付けてしまいかねません。
スプレーが禁止されていないイベントだったとしても、これらの色付きスプレーは使わないようにした方がいいと思います。
盲点になりやすいのが、制汗スプレーをはじめとしたパウダー入りスプレーです。一見無色に見えますが、スプレー内のパウダー成分が付くと白っぽく見えます。特に黒や紺といった色の濃い衣装ではスプレー跡が目立つので、使用の際は気を付けてください。
スプレーはいつ使えばいいのか
とはいえ、コスプレをするうえでスプレー類を一切使わないというのは難しいと思います。
では、いつなら迷惑がかからずスプレーが使えるかというと、自宅です。
ウィッグに使う絡み防止のスプレーやワックススプレー、ヘアスタイリング剤はいずれもコスプレイベント現地では使わず、準備の段階で使います。ヘアセットが崩れることが不安であれば、ヘッドマネキンにウィッグをかぶせたまま持ち運びできる箱やバッグがありますので、それらを活用します。
スプレーの使用が制限されていないイベントであっても、ウィッグのセットやカットは禁止というイベントもあるので、ウィッグ関連のスプレーはいずれにせよ家で済ませていくようにしましょう。
メイクキープミストや、スプレーの日焼け止めなども、メイクに関係するスプレー類もできるだけ家を出る前に使うようにします。コスプレメイクをばっちりした状態で移動するのは難しいと思うので、ベースメイクだけ自宅で済ませ、アイメイクや特徴的なメイクはコスイベ更衣室で行うようにすると、更衣室滞在時間の短縮にもなっておすすめです。
どうしてもイベント会場でスプレー使うとしたら、更衣室を出た後、人混みではない場所かつ、野外か換気がよくされている場所でさっと済ませます。もちろん会場内でスプレーの使用が禁止であれば使ってはいけません。
スプレー禁止イベントを想定して準備しよう
スプレーの使用禁止を名言しているイベントは、わたしの体感では3割程度です。ですが、「イベント会場を汚す恐れのある物の使用はご遠慮ください」といった旨のルールはほぼどのイベントにも書かれています。遠まわしではありますが、これはスプレー禁止と受け取っていいと思います。
ですから、コスプレをする以上、スプレーは使えない前提と思って事前に準備しておきます。
ヘアセットは事前に済ませ、会場で手直しするときはクリームやワックスで少しだけいじればいい程度にしておく、日焼け止めや制汗剤はスプレータイプではなくリキッドタイプやシートタイプを使う、スプレーを使わずに済むようなメイク道具を選ぶなど、できる対策はあります。
更衣室以外を利用して着替えOKのイベントであれば、自家用車で着替えながらスプレーを使うのも選択肢のひとつです。
コスプレイベントではスプレー類は使えないものだと想定して準備しておけば、だいたいどのイベントにも対応できます。
イベントで他人に迷惑をかけないためにも、ルールは守りましょう。