コスプレイベントでは、コスプレイヤーにカメラマンが声をかけて撮影する文化があります。
写真を撮ってもらえると嬉しい反面、中にはなかなかカメラマンに話しかけてもらえないことに悩むコスプレイヤーもいるようです。
今回は、コスイベでカメラマンに声をかけてもらいやすくなる方法をいくつか紹介します。
どうしても撮影してもらいたい時、カメラマンの知り合いを増やしたい時などの参考にしてみてください。
【目次】
撮影されやすいキャラクター
○露出の多い女性キャラクターが人気
コスプレを撮影する「カメラマン」と呼ばれる人は圧倒的に男性が多いです。
身もふたもない言い方をすれば、男性の好みそうなキャラクターのコスプレをすれば撮影してもらえる機会が増えます。
そのため、男装より女装のコスプレの方が声をかけてもらえますし、露出が多い恰好であればより多く声をかけてもらえます。
露出の多い女性キャラクターのコスプレは撮影してもらいやすい一方、セクハラやナンパ目的の人達の目にもとまりやすくなり、トラブルが増加します。過激なポーズを強要されることもあり、不快な思いをすることも少なくありません。
コスプレは高額な出費が発生する趣味なので、わざわざ大金かけて好きでもないキャラクターのコスプレをして不快になるのは意味不明です。撮影されたい欲だけのためにこのようなコスプレをするのはおすすめできません。
○流行のキャラクター
流行のアニメやゲームは知名度が高く声をかけてもらいやすいです。
カメラマンのなかには、「自分の知っているキャラクターしか撮影しない」というポリシーを持つ人も少なくないので、知られているキャラクターのコスプレはそういったカメラマンも撮影しやすいです。
しかし、キャラクターのことをあまり知らないのに「流行っているから」という理由だけでコスプレする人は嫌われる傾向です。このような人を指す蔑称として「イナゴ(175)レイヤー」という言葉があるぐらいです。
せっかくコスプレするなら自分の好きなキャラクターの方が絶対楽しいので、コスプレ界の流行を追いかけるのはほどほどにしましょう。
○参加表明をすると見つけてもらいやすくなる
コスプレイベントによっては「参加表明」を推奨していることがあります。参加表明とはイベント当日自分がコスプレするキャラクターなどをあらかじめSNSなどに投稿しておく文化のことです。これにより、自分のコスプレするキャラクターが好きな人に見つけてもらいやすくなります。
参加表明について書いた別の記事があるので併せてどうぞ。
参加表明の作り方も解説しています。
撮影されやすいコスイベ参加時間
当たり前ですが、コスプレイベントに長時間いるほど声をかけてもらえる確率は増えます。人の目に入る機会が増えるからです。
とはいえ、一日中いるのも疲れますし、チケットの方式によってはそもそも一日滞在できないこともあります。
ここでは、より撮影してもらいやすい時間について話します。
○イベント開始直後
多くのコスプレイベントはイベント開始時間より先に更衣室が解放されています。仮に10時イベント開始だとすると、9時半に更衣室が空くといった具合です。
ですがコスプレイヤーがイベント開始時間に全員着替え完了しているかといえばそんなことはなく、イベント開始直後は会場内にコスプレイヤーが少ない状態となっています。
逆にカメラマンは着替えがないので、イベント開始時間についている人も多いです。
コスプレイヤーが少ないイベント開始直後は手持ち無沙汰なカメラマンに撮影してもらえる確率が上がります。
この時間に会場にいるためには、かなり早いスピードで着替えからメイクまで完了しなければいけません。もしイベント開始直後を狙いたい場合は家で着替え練習をしておくとかかる時間を把握できます。
○イベント終了直前
コスプレイベントの更衣室には終了時間が設定されています。この時間を過ぎるとコスプレイヤーは着替えができなくなるので皆余裕をもってイベント終了の2時間から1時間前ぐらいで撤収します。
するとイベント終了前なのに会場にコスプレイヤーはあまりいない状態になります。
もちろん、イベント終了間際は撤退しているカメラマンも多いですが、少なからず残っているカメラマンも多いです。イベント終了間際はまだ会場に残っているカメラマンに撮ってもらえる機会が増えます。
万が一撮影に夢中で更衣室の時間に間に合わないと、自分だけでなくイベントスタッフやイベント会場にも迷惑がかかるので猛スピードで着替えられる技術と撮影を切り上げられる決断力が必要です。少しでも不安な要素があれば余裕をもって更衣室に行きましょう。
○天気や気温を考慮しよう
特に野外コスプレイベントの場合、天気と撮影しやすさは直結します。雨や雪、強風の場合は撮影しづらいので参加しないカメラマンも多いです。
もし天気予報で悪天候な時間帯が分かっているようなら、そこは避けます。
また、真夏や真冬といった時期は気温が厳しいので、気温がマシな時間にコスプレイヤーの参加が集中します。夏であれば夕方、冬であれば14時ごろが多い印象です。そういった人気の時間以外に頑張って参加すると撮影してもらえる可能性が上がります。
体調を崩しては元も子もないので、対策をしっかりして挑みましょう。
コスイベ中のふるまい
わたしはコスプレをするかたわら、カメラマンとしてイベントに参加することもあります。カメラ参加の際、声をかけやすい雰囲気のレイヤーとそうでないレイヤーがいます。
ここでは、コスプレイベントの最中に声をかけやすいレイヤーのふるまいについて話します。
○ルールやマナーを守っている
コスプレ界隈は意外と狭く、嫌なうわさが広まるのも早いです。
ルールやマナーを守れていないコスプレイヤーと交流して自分も仲間だと思われると困るので、わたしはこういったモラルのない参加者とはできるだけ関わらないようにしています。
参加費を払わずイベントに無銭参加、会場で暴力や暴言などは言語道断ですが、楽しいイベントの雰囲気に気が緩んでつい大声で騒いでしまう、周りに気を付けずはしゃいでしまうといったことも気を付けた方がいいです。
コスプレをしていると「暗黙のルール(暗黙のマナー)」という言葉を聞くことがあると思いますが、そんな難しい話をしているのではなく、人間が社会生活を送るうえで必要な他者への配慮ができれば問題ありません。
○休憩中に見えると声をかけづらい
コスプレイベントに参加していると意外と暇な時間があります。待ち合わせをしているとき、撮影が一旦途切れたとき、次の催しまで待っているときなど、イベント参加を切り上げて帰るほどではないけれど何もやることがない時間というのはあります。特に一人でコスイベ参加してると手持ち無沙汰な時間が多くなりがちです。
このような時間にスマホを見たり手ごろな場所に座って過ごすと、カメラマンからは一見すると休憩中に見えてしまいます。休憩中のコスプレイヤーに声をかけて休憩を中断させてしまうのは申し訳ないと思って身を引くカメラマンは多いです。
撮影してほしい時間であるなら、いかにも「休憩中です」といった雰囲気を出さないようにすると声をかけてもらいやすくなります。スマホをガッツリ見るのではなく少し見る程度にする、ベンチにどっかり座るのではなく軽くしゃがむもしくは立っておくようにすると、カメラマンとしては声をかけやすいです。
こういった手が空く時間に衣装やウィッグの乱れを整えると時間を有効活用できます。イベント会場には鏡、ブラシ、簡単なメイク道具を持っていくと隙間時間にささっと直せます。
もちろん、本当に休憩をしたいときはこの限りではありませんし、休憩中であれば撮影を断ってもOKです。
過去に撮影の断り方について書いているので参考にどうぞ。
場所によって撮影されやすさは違う
コスイベ会場のなかでも、写真を撮られやすい場所、撮られにくい場所があります。場所によってはそもそも写真が撮れないことも。
ここでは、場所と撮影のしやすさについて話します。
○撮影禁止場所はコスプレイヤーも把握しておこう
イベント会場によっては、参加者動線の確保や近隣住民・施設との兼ね合いなどの理由でコスプレイヤーの撮影を禁止する区域を設けていることがあります。撮影禁止エリアではもちろん撮影してもらうことはできません。
カメラマンによっては撮影禁止区域でコスプレイヤーに声をかけ、撮影できる場所まで移動するという方法を取ることもありますが、お互いに手間ですし移動先でいい撮影場所が見つからず自然解散...ということもまれに起こります。
もし撮影してほしいなら、まずは撮影禁止場所以外に行きましょう。
撮影禁止場所で撮影するとトラブルの元なので、コスプレイヤー側でも把握しておいて損はありません。
○背景写り込みに気を付ける
撮影が禁止されていないエリアであっても、モラル的に撮影しないほうがいい場所というのがあります。
まず一番気を付けなければいけないのは、他の人のプライバシーにかかわる写り込みです。トイレや更衣室の出入り口の近くは特に気を付けます。
また、他の参加者や参加者以外の人が写り込まないような配慮もしましょう。特に個人が特定できるほど顔が鮮明に写るような場所では撮影しないようにします。
背中側に壁がある場所、開けた場所は撮影しやすいので、撮影してもらえる機会が増えます。
とはいえ、参加者が多いイベントでは完全に配慮するのは難しいのでほどほどにします。
○場所を変えてみる
イベント会場の立地や参加者の動向によって、撮影な盛んなスポットというのがあります。
歴史のあるイベントであれば撮影されやすいエリアのだいたいの傾向はあるものの、イベント当日の天気や雰囲気次第で変わるものでもあります。
もし、「今日誰にも声をかけてもらえないな...」と思うのであれば、今いる場所から移動して滞在する場所を変えてみるといいかもしれません。
時間帯によっても撮影されやすさは変わるので、時間があるのであれば会場内をこまめに移動して撮影が盛んな場所、レイヤー同士の交流がメインの場所、人の多い場所少ない場所を把握すると参考になります。
何ども言いますが、ここまで紹介した話は、全て小手先のワザかつ付け焼刃でしかありません。
コスプレの衣装やメイクのクオリティが高く、美人でスタイルがよく、レイヤーとしてのキャリアがあるコスプレイヤーが一番撮影してもらえるに決まっています。カメラマンにたくさん声をかけてもらう一番の方法は努力してクオリティを高くすること以外ないと思います。
正直、ここで紹介したことを気にしていてもイベントは全然楽しくないと思います。
コスプレイベントは撮影してもらうことが全てではありません。カメラマン受けを考えるのはほどほどに、コスプレイベントを楽しむ努力をしたほうが建設的です。
自分にとって一番楽しいコスイベの参加目的を探してみてください。