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【コスプレ】参加表明について解説

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コスプレイベントが近づくと、「参加表明」をSNSに投稿する文化があります。

この参加表明とは一体なんなのか、なぜ参加を表明するのか、参加表明しないといけないのか、今回の記事ではそんな参加表明の疑問を解決できれば嬉しいです。

 

【目次】

 

参加表明とは何か

参加表明とは、コスプレイベントでコスプレする予定を文字や画像にまとめて投稿するという行為を指します。イベントに「参加」することを「表明」する、名前そのままですね。

X(旧Twitter)にて、一枚の画像にまとめて、ハッシュタグをつけて投稿することが最もポピュラーな参加表明だと思います。

ただsns上で「○○のイベントで△△のコスプレします」というだけでも立派な参加表明です。

 

参加表明画像の作り方・投稿

ここからは普段わたしがやっている参加表明の画像の作り方を紹介します。

 

参加表明を作って投稿する流れはこんな感じです。

1.イベント公式サイトまたはSNSから参加表明テンプレートを取得する

2.画像コラージュアプリ等を使用してテンプレートにはめ込む

3.アカウント名や補足情報を記入する

4.ハッシュタグをつけてSNSに投稿する

 

それぞれ詳しく説明します。

 

1.イベント公式サイトまたはSNSから参加表明テンプレートを取得する

まずは参加表明画像の土台となるテンプレートを取得します。

大型のイベントであれば大抵の場合公式のホームページやSNSアカウントにテンプレートが掲載されているので、それを保存して使用します。

 

例:コスプレサミット2023の参加表明テンプレート

worldcosplaysummit.jp

イベントによっては公式の参加表明テンプレートが用意されていないこともありますが、有志の参加者がテンプレートを作っている場合もあるので探してみてください。

参加表明のテンプレートを使う時は、規約等をよく確認し、配布者に迷惑がかからないように配慮して使いましょう。

 

2.予定をテンプレートに合成する

テンプレートが用意できたら、次は文字や画像をテンプレートに合成します。

衣装を着るキャラクターの画像や、過去に自分がしたコスプレの画像などを貼り付けます。

スマホで作業する場合、コラージュアプリなどを用いて作業すると楽です。

版権キャラクターの画像を使用する場合は、作品やキャラクターの規約をよく確認し、認められた権利の範囲で使うようにしましょう。

わたしはCanvaを使って参加表明を作っています。

もし画像を合成するのが面倒であれば、枠のなかに文字だけ合成するという手段があります。時間がないとき、キャラクターの画像をつかうのがグレーの場合などはわたしも文字だけ合成します。

 

3.アカウント名や補足情報を記入する

たいていの参加表明テンプレートには、画像を挿入するスペースのほかにSNSのアカウントやCN(コスプレネームの略。コスプレ時に使用する名前)、コスプレ予定の作品・キャラクター名などを記入できるスペースがあります。これらの情報を適宜いれます。

この他によく書かれる補足事項として、「○○さんと一緒にいます」「△△(キャラクター名)と併せしてます」などという同行者の情報を入れることがあります

フォロワーには何のコスプレか伝わりやすくなるので適度に情報を記入しておくのがいいと思います。

もちろん無理に記入せずに空欄でも問題ありません。ひろくコスプレすることをアピールするとよろしくないジャンル・作品の場合は特に気を付けましょう。

ここまでの行程で参加表明の画像は完成です。

 

4.ハッシュタグをつけてSNSに投稿する

参加表明の画像ができたらSNSに投稿します。

公式のテンプレートが配布されているイベントであれば、「#○○(イベント名)参加表明」などの参加表明投稿用のハッシュタグが用意されていると思いますので、それを投稿文にコピペして投稿します。

参加表明ハッシュタグの指定がなければとくに使う必要はありません。また、ハッシュタグで検索されたくない場合もなしで投稿します。

ハッシュタグを付けることでイベントに参加予定の人にアピールできます。

参加表明のメリット・デメリット

参加表明をする義務はありません。ではなぜコスプレイベント前に参加表明する文化があるのでしょうか。参加表明をしない人はなぜしないのか。

ここでは参加表明のメリット・デメリットを紹介します。

 

メリット

・知り合いに見つけてもらいやすくなる

参加表明の一番のメリットだと思います。

イベント当日自分がどんな格好しているか周知すると会場で知り合いに見つけてもらいやすくなります。

大型イベントほど人に見つけてもらいづらくなるので、できるだけ多くの知り合いと会いたい場合は参加表明をしておきます。

とくに、コスプレもカメラもするタイプの人は、当日自分がどちらで参加するのか表明しておくと探してもらいやすくなると思います。

 

・新しい人間関係ができる可能性がある

参加表明でコスプレする作品とキャラクターの名前を入れると、作品が好きな人が検索しやすくなるというメリットがあります。これにより作品が好きな人、撮影をしたい人が参加表明をした人を探し、イベント当日に交流が発生することがあります。

実際、わたしがカメラ参加をするイベントを選ぶときは、参加表明をみて自分の好きな作品のコスプレイヤーが多いイベントを選びます。

新しい人間関係をつくるきっかけになるのが参加表明のいいところです。

 

・イベントによっては特典がある

全てのイベントではありませんが、事前に参加表明を投稿することで特典があるコスプレイベントがあります。参加費の割引やグッズ引き換えなどがある場合がありますので、参加したいイベントにそういったサービスがあるかあらかじめ調べておくとお得にイベント参加できます。

 

デメリット

・手間がかかる

テンプレートを探し、画像を加工して、投稿して...と参加表明には手間がかかることがなにかと多いです。

上記メリットに旨味を感じないのであれば参加表明はただただ面倒な作業なので、投稿しないという人は結構多いです。

わたしがとくに面倒だと感じているのが、参加表明画像に使用するキャラクターの者画像使用についてで、ガイドラインを調べたり引用の範囲を確認したりすることを考えると、「著作権違反のリスクがあるならもういいか...」と諦めることもあります。

過去に何度かSNS上で参加表明に作品公式画像を使うことの是非が討論になっています。権利関係は慎重に判断して、よくわからないなら使わないぐらいの気持ちが大切だと思います。

 

・予定の変更がしづらくなる

一度参加表明を出したあと、やっぱり別のコスプレがしたくなったとすると、再度参加表明をすることになります。古い情報の参加表明に「いいね」がついていると削除しづらいですし、何度も参加表明を投稿すると「結局あの人ってなんのコスプレするんだっけ?」となりせっかくの見つけてもらいやすさが薄れる可能性があります。

もちろん一度世に出した参加表明は何がなんでも守れというわけではありませんが、気分によってコスプレを変えるタイプの人には向かないかもしれません。

 

・厄介なファンに見つかる可能性

極めて低い可能性ではありますが、わたしが過去に遭遇した事例なので紹介します。

ある作品のコスプレをすることを参加表明にて公開したあと参加したコスプレイベントにて、その作品が好きすぎるあまり厄介なファンとなっていた人にしつこく絡まれるという体験をしました。

ファンの熱意が高まりすぎているジャンルのコスプレをする際は用心してもいいかもしれません。

 

参加表明はやったからといってとてもメリットがあるものではありませんし、ものすごいデメリットがあるものでもありません。よくも悪くも、やってもやらなくても大してイベント参加が変わるものではありません。投稿の有無がコスプレマナー違反になるというわけでもありません。

イベントをより楽しみたい人のための仕組みなので、あまり気負いすぎず、イベントや版権元のご迷惑にならない程度に投稿をしてみてください。