コスプレはなにかと持っていくものが多いので、イベントに参加すると大きな荷物になりがちです。
コスプレイベントの参加経験によっては、「会場でカバンはどうすればいいんだろう？」と荷物管理がいまいちピンとこない人もいると思います。
今回は、コスプレイベントにおける手荷物の保管と管理について解説します。
【目次】
着替えた私服や大きなカバンはクロークに預ける
コスプレイベントには私服で向かい、会場の更衣室で着替えることになります。
衣装に着替えたあとの私服や、衣装を運んだキャリーケース（スーツケース) などのバッグは、イベント会場に用意されたクロークという場所に預けます。
多くの場合クロークは更衣室のそばにある一室で、参加者全員の荷物がまとめて格納されています。
たとえ会場にコインロッカーがあったとしても、コスプレイベント参加者はクロークを使います。
クロークに預けられる荷物はひとりひとつまでなことが多いです。キャリーバッグの上に据え付けられるキャリーオンバッグであっても１つとカウントされることが多い印象です。もし預けるカバンが複数個にあれば、できるだけひとつにまとめましょう。
クロークの使用料はイベントによってまちまちで、イベント参加費にクロークの使用料が含まれているイベントもあれば、別途クローク利用料を支払うイベントもあります。参加したいイベントのクローク利用料はホームページなどに記載されているはずなのんで事前に確認しましょう。
イベント会場内に持ち込む荷物は最低限に
衣装に着替えてイベント会場に入るとき、荷物は最小限にします。
大きな荷物は他の参加者の邪魔になりますし、なにより管理が大変になります。コスプレイベントでは1ヵ所にとどまっていられることは少なく、こまめに移動を繰り返すことになるので、いちいち大きな荷物もって移動するのは大変です。イベントによってはキャスターが付いたバッグや大型の荷物を会場内に持ち込むことが制限されていることもあります。
会場内に持ち込む荷物は必要最低限にし、大きな荷物はクロークに預けましょう。
そういうわけで、コスプレイベントに大きなキャリーケースだけ引っ張っていくと会場内に持ち込む荷物をいれるカバンがないという事態になります。コスプレイベントにいくときは、衣装を運ぶ用の大きなカバンと、会場用のちいさめのカバンを用意しましょう。
会場には荷物置き場のような場所はありません。荷物は地面に直置きすることになります。汚れてもいいカバンや、洗えるカバン、底鋲のあるカバンが便利です。
貴重品は自分で管理する
先ほどクロークの話をしましたが、ほとんどのコスプレイベントのクロークは鍵がかかる環境ではなく、ただ参加者の荷物が置かれるだけのスペースになっています。管理するスタッフが常駐していないイベントも多く、人目がないことも多いです。
そのため、クロークに荷物を預けたから安全というわけではなく、貴重品は自己管理しなければなりません。クロークに金銭や高価なものは預けず自分で持ち歩くようにします。
ではイベント会場は安全かというとそうでもなく、常に置き引きや盗難などは警戒してください。
とくに、撮影をされる間はカメラの画角外にカバンを移動することになると思います。
荷物は必ず目の届く場所に置くようにしましょう。
可能であれば、できるだけ一人で行動せず、知り合いどうしで荷物をお互いに管理し合うというのが現実的なところだと思います。
コスプレイベントだからといって特殊なことはなく、貴重品は自分で管理する、邪魔になるほど大きな荷物は会場に持ち込まないという常識的な振るまいができれば問題ありません。
コスプレイベントの荷物に関する記事を他にも書いているので、併せてどうぞ。
