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生き抜け!コンクリートジャングル

あると便利!コスプレイベントへ持っていくとちょっと楽になる便利グッズ

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コスプレイベントに参加すると日常生活では考えられないような疲労感に襲われます。慣れない服装、固い靴、座れない会場、重たい荷物...思い当たる要因はいくらでもあります。イベント終了後の最寄り駅では、戦から帰る満身創痍のコスプレイヤーが見られます。わたしもその一人です。

そんなコスプレイベントを楽にする方法があります。「便利グッズ」をそろえることです。

今回は、コスプレイベントを乗り切るためにわたしが使用しているアイテムについて紹介します。

 

【目次】

 

折りたためるメガネケース

コスプレで使用する発色のいいカラコンの場合、普段使っているコンタクトと同じ条件のものが手に入るとは限りません。度の合わないコンタクトを使うと怪我や頭痛の元ですし、そもそも「よく見えない」という状況がストレスフルで疲れます。

 

わたしはカラコンの度数のことを考えるのが嫌になったので、メガネと度なしカラコンを併用するようにしています。会場内の移動中は使い慣れたメガネを使い、撮影の時はメガネをはずすことで体力の温存を図ろうという魂胆です。

そうなるとコスプレイベント中メガネを持ち運ばねばならないのですが、ただでさえ何かと持ち歩きがちなコスプレ中の荷物、少しでも減らしたい。

そこでおすすめしたいのが、折りたためるメガネケースです。

 

メガネを使っている最中はたたんで薄くできるのでかさばりません

薄い状態だとリュックの横ポケットなどの小さいスペースに突っ込んでおけるのが便利です。



キャリーケースの小さいポケットに入れても邪魔にならないので、キャリーケースに折りたためるメガネケースを常駐させています。これでメガネケースを忘れることがなくなりました。メイク中メガネどこに置くの問題も解決です。

 

わたしはかわいいネコちゃん柄のものを使っています。

 

バタフライツイストのパンプス

コスプレに使う靴は多くのレイヤーにとって「歩きづらい」か「履きなれていない」です。厚底やピンヒールといった日常で絶対はかない靴はもちろん、スニーカーや革靴であっても「せっかく写真に写るから」と普段使っていないきれいなものを用意するレイヤーも多いのではないでしょうか。

そのような靴というのは足腰へダメージを残します。靴擦れ、マメ、水ぶくれ、ひざや腰の痛み、その他さまざまな不調の原因になります。

 

せめて撮影のない時間は、靴をぬいでダメージから解放されましょう。

わたしが慣れない靴を履くときは、バタフライツイスト(BUTTERFLY TWISTS)の折りたためるパンプスを必ず携帯しています。

かかとをつまさきに向けて入れ込むだけで簡単にたためますスマホと同じぐらい小さくなるので持ち運びに便利です。

他のメーカーのたためるパンプスも使いましたが、バタフライツイストが一番使いやすかったです。よくフィットして脱げにくいのに痛くない。

ひとつ欠点をあげるとすれば、砂利道や点字ブロックの上を歩くと足裏に凹凸の触感が伝わる程度には靴底が薄く柔らかいです。路面状況によっては足つぼマッサージ状態になるので注意してください。

一人用レジャーシート(厚手)

コスプレイベントでは、床ないし地面に直接座る機会が結構あります。更衣室で床に座りながら着替えと化粧をしますし、イベント中もベンチに座れることなどほぼありません。

 

厚手のレジャーシートを用意しておくと、地べた生活が多少マシになります。レジャークッションなんて呼ばれることもあるようです。

これがあると夏のアスファルトも、冬のコンクリートも怖くありません。わたしは冷えると腰が爆発するので冬の更衣室で重宝しています。夏の地面はめちゃくちゃ熱いのでやけど防止のためにも1枚あるといいでしょう。

カメラマンに「しゃがんだポーズで撮影いいですか」とお願いされても、膝元にシートを置けばアスファルトが膝にめり込むこともありません。膝の汚れも防げて一石二鳥です。

レジャーシートがあれば地面に荷物を直接置かずに済むのも衛生的です。

こちらもいかにイベント中の荷物にならないかが重要なので、たたみやすく小型なものをおすすめします。ひとり用として売られているものがおすすめです。

 

余談ですが、多くのコスプレイベントは会場内での座り込みを禁止しています。レジャーシートを広げて休憩するような使い方はできないので注意しましょう。

 

ソフトチュールパニエ

スカートを膨らませるために重宝するパニエですが、野外イベントでは素材を選ばなければ行動がかなり制限されます。ワイヤー入りのパニエはスカートの形をきれいに保ってくれますが人混みや狭い通路でかなり気を遣いますし、座るときにはワイヤーが歪まないかヒヤヒヤします。ハードチュールのパニエはいくらかマシですが、チクチクするししゃがんだときにスカートが不自然に盛り上がることも。

野外イベントではソフトチュールのパニエを使ってみてください。

まず、なんといっても柔らかい。肌への当たりも優しいです。人とぶつかってもケガさせることはまずないでしょう。体の形にフィットしてくれるので座っても安心。

フリルがぎっしり詰まったような形のパニエであれば、柔らかくてもスカートの形状をしっかり保ってくれます。スカートのすそからフリルがチラリと見えるとかわいいです。

これは裏技なのですが、フリルぎっしりパニエは露出対策にもなります。

一番内側(着用者側)の布を股の間で安全ピンで留めます。安全ピンでズボンのような形にする感じです。



するとパニエがペチコートの代わりになって下着を隠せます。欲しい丈の短パンが見つからないときや、家に短パンを忘れてきたときなどに重宝するので覚えておいて損はないです。

ただ、ソフトチュールのパニエはワイヤー入りやハードチュールのパニエに比べてどうしてもスカートの形を保つ力は劣ります。特にロングスカート、重たい生地のスカートはぺしゃんこになってしまうので、衣装と相談しながら使い分けましょう。

 

スプレータイプの日焼け止め

コスプレイベントは野外で行われることが多いと思います。

そうなると気になるのが日焼けです。特に露出の多い衣装を着ているときやタトゥーシールを付けている場合は、変な日焼け跡がついて日常生活で恥ずかしい思いをすることも。

日焼けそのものも体力を奪いますし、肌にもよくありません。

日焼け防止にはこまめな日焼け止めの塗りなおしが有効ですが、メイクしたうえから日焼け止めを塗るのは困難ですし、手袋のある衣装だといちいち手袋を外して塗ってまた付けて...を繰り返すのも面倒です。

そんな時はスプレータイプの日焼け止めが便利です。ミストタイプとも呼ばれます。

吹き付けるだけという手軽さなので肌の露出がある部分にシュッとするだけで簡単に紫外線対策ができます。

冷感タイプを使うと暑い日のイベントもいくぶんか楽になります。

ウィッグホールダー

ウィッグをかぶって外で過ごしていると、頭が痛くなったり、重みでズレたり、汗をかいたりとさまざまなトラブルに見舞われます。

そんな人は、アシストから発売されているウィッグホールダーを使用してみてください。

ウィッグホールダーはウィッグをかぶる前にウィッグネットの上から巻くバンドです。これを巻くことで、ウィッグが額に食い込んで痛い思いをすることがなくなりました。

また、ウィッグホールダーに使われている生地は滑りにくいのでウィッグが重みで後ろに下がってしまうことも減りました。

スタジオ撮影でももちろん使えますが、一度着替えると修正が難しい野外イベントで重宝します。

 

チャック付き袋(ジップロック等)

コスプレイベントではジップロックなどのチャック付き袋が活躍します。

一番活躍するのはごみ処理です。

イベント中にはさまざまなごみが出ます。特に処理に困るのが、使用済みメイク落としシートとカラコンの容器です。これらは水分を含むため、衣装と同じところに入れてしまうと汚れが移ったり水分が染みだす危険があります。多くのイベントではごみは各自で持ち帰ることになると思うので対策していないとキャリーケースが大変なことになります。

そんなときはチャック付き袋に隔離しましょう。よっぽど強い力が加わらない限り水気が外に漏れることがないので安心です。

他にもパンフレットやチケットを入れて雨で濡れるのを防止したり、持ち歩くメイク道具を一時的にチャック付き袋に移してばらばらにならないようにしたりと、何枚か持っておくと重宝します。サイズ違いで3枚程度もっておくといざというとき出番があるかも。

 

 

キャスターカバー

キャスターカバーとは、キャリーケースの車輪(キャスター)にかぶせるグッズです。

コスプレイベントに向かう多くのコスプレイヤーはキャリーケースを引いていくと思いますが、道中必ずしもきれいな道だけ通れるとは限りません。舗装されていない道や水たまりの中を進まなければならないこともあります。そのような悪路を乗り越えてきたキャスターについた汚れは、着替えの最中に衣装を汚すこともあります。

家を出る前にあらかじめキャスターカバーをかけておくことで、キャスターを汚れから守ることができます。

キャスターカバーには大きく分けて2種類あります。

タイヤにフィットして包み込むタイプと、靴下のように履かせるタイプがあります。

片方だけでも十分ですが、両方持っておくと便利です。

まず、自宅を出る前にゴムやシリコンでできたフィットするタイプのキャスターカバーを装着します。そうすることで、道中車輪が汚れるのを防ぐことができますし、帰宅後カバーを外せばすぐ家の中に入れることができます。イベント帰りにヘトヘトになってタイヤを拭く作業がないだけでもかなり楽になります。

シングルホイール(ワンホイール)のキャスターにはシリコンタイプは装着できないので注意してください。もしシングルホイールでもカバーが付けたければテープタイプのカバーも売っていますが、こちらは繰り返し着脱することを想定していないので利便性は劣ります。

 

イベントの更衣室に着いたら、荷物を広げる前に靴下タイプのキャスターカバーをかぶせます。こうすることで道中の汚れが広がるのを防げるというわけです。

シリコンタイプのキャスターカバーを着脱すればいい話なのですが、なかなかに手間なのでわたしは着脱が簡単な靴下タイプも持っていきます。

 

キャスターカバーを洗うのすら面倒な時は、イヤーキャップを使うこともあります。

髪を染める時などに耳を保護する道具ですが、キャリーケースのタイヤを一時的に包むのに使えます。使い捨てにできるので、洗う手間が省ける上に衛生的です。

シリコンタイプと違い装着したままキャスターを転がせないですが、更衣室でさっと使う分には便利です。

タイヤのサイズによってははみ出るので注意してください。

 

シャワーキャップ

キャリーケースのタイヤと同じぐらい汚れるのが靴です。

コスプレするときは衣装に合わせた靴に履き替えると思いますが、イベント会場に来るまでに履いていた私服の靴の扱いには困ります。

コンビニのビニール袋などに入れればいいですが、そうそう都合よく持っているものではありません。特にブーツなどを入れようと思うと大型の袋が必要になるので対応に苦労します。

キャリーケースの内側を掃除するのは面倒臭いので、出来れば汚したくないところです。

わたしはシャワーキャップで靴底のみカバーしてキャリーケースにしまっています。

シャワーキャップはかさばらないので、10個程度まとめてキャリーケースのポケットなどに突っ込んでおけば、忘れることもなく安心です。

使い終わったら捨てればいいので楽です。

靴底だけカバーできればいいので、ブーツなどの背の高い靴でも使用できます。

女性のパンプス程度ならシャワーキャップ1つで両足カバーできます。サイズの大きい靴は片足ずつかぶせるので持っていく個数に注意しましょう。

 

fukuskeパンティ部レスタイツ・ストッキング

福助(fkuske)のパンティ部レスタイツは、その名の通り股の部分、あけすけに言えばパンツ(下着の意)を履く位置に穴が空いています。一見するとガーターベルトで靴下を留めているようにも見えるデザインをしています。

コスプレイベントではこの穴が活躍します。

股部分にタイツ生地がないと下着や露出対策のインナーを重ね着したときでも股のもたつきが軽減されます。通気性もいいです。

また、トイレに行くときいちいちタイツを下ろさずに済むところも好きです。特に汗をかく時期にタイツを履きなおそうとするとべたついた肌にひっかかってストレスなので、一度履いたら脱がなくていい本商品は最高。

タイツだけではなく、ストッキングもあります。

強いて欠点をあげるとすれば、穴の位置的に短いボトムスの衣装では穴が見えてしまうことがあることです。どんな時でも使えるとは限らないので、衣装の丈と相談して使ってみてください。

 

今回はコスプレイベントで使える便利グッズを紹介しましたが、結局の所は体調を整えてごはんをしっかり食べていっぱい寝て体力をつけておくのが一番いい気がします。万全の体調で上記のアイテムを使ってみてください。