衣装のボリュームを出すのに重宝するパニエ。
世の中にはたくさんのパニエがあって、コスプレするときどれを使えばいいのか迷いますよね。
今回はわたしがよくコスプレで使うフリルパニエについて紹介します。
【目次】
コスプレでよく使われるパニエ
コスプレでよく使われるパニエの種類をざっくり分類すると、
・ボーン(ワイヤー)パニエ
・チュールパニエ
・フリルパニエ
があります。
ボーンパニエは、パニエにボーンと呼ばれる支柱が入っており、ボーンの固さでスカートの形を保持します。ワイヤーパニエと呼ばれることもあります。
一方チュールパニエ、フリルパニエは布でスカートを支える作りになっています。
チュールパニエはチュールという網目状のハリのある布で作られており、布のハリでスカートの形を保ちます。チュールの固さによって、ハードチュールパニエ、ソフトチュールパニエと細分化して呼ばれることもあります。
そして、今回紹介するフリルパニエは、布のハリに加え布の重なりでボリュームを持たせるパニエです。
パニエの分類はわたし独自の見解です。
この記事では、フリルパニエを「柔らかな生地でできたフリルを多量に使ったパニエ」を指すことにします。
フリルパニエをすすめる理由
ここからは、わたしがなぜフリルパニエをおすすめするのか理由を話します。
持ち運びが楽
パニエはスカートのボリュームを出すためのグッズなので、単体でものすごくボリュームがあります。
コスプレするとき衣装は基本的にキャリーバッグ(スーツケース)に詰めますが、ボーンパニエやハードチュールのパニエは固い素材なのでキャリーケースに入れるのに苦労します。
フリルパニエはやわらかな布でできているため、キャリーケースに入れる時も楽です。圧縮袋などを使うとさらに小さくして運ぶことができます。
これはパニエを履くときにも言えることで、他パニエに比べて形の融通が利くので、立ったり座ったりするときでも楽です。人混みや狭い道を通るときでも、さっと手で抑えてしまえば邪魔になりません。
はみ出しても違和感が少ない
パニエを履くとき、特に丈が短い衣装の時頭を悩ませるのが、パニエがふとした拍子にちらっと見えてしまう問題です。直立しているときは見えていなくても、ポーズを取ったり回転したりするとどうしてもパニエが見えてしまうことはあります。
そんなとき、見えるパニエが少しでもかわいくあってほしいものです。
フリルパニエはその名の通り、フリルがスカートの中でぎっしり詰まったような見た目をしているので、たとえ見えたとしても違和感があまりありません。
動きのある撮影をする人や、踊ってみた、コスプレパフォーマンス(コスパフォ)をする人は特におすすめです。
露出対策になる
先ほども書きましたが、フリルパニエはぎっしりとしたフリルが特徴です。このフリルがスカートの中を覆いつくすので、下着の露出対策になります。
パニエ単体だと心もとないのですが、股の下あたりのフリルをつまみ、安全ピンで留めることで、簡易的なキュロットのようになり守りがアップします。ここに露出対策用のインナーパンツやペチコートなどを組み合わせることで鉄壁のガードを手に入れられます。
肌あたりが良い
ボーンパニエやチュールパニエは膨らませるために固い素材が使用されているので、肌に当たったときゴツゴツチクチクした嫌な感触がします。ものによってはタイツやストッキングが擦れて破れたりすることも。
フリルパニエは柔らかい素材でできているので、肌に当たったときもダメージが少ないです。
コスプレイベントなど、歩き回るときは重宝します。
フリルパニエのデメリット
フリルパニエにはいいところもあれば悪いところもあります。
ここではフリルパニエの気になる点を紹介します。
スカートを支える力は弱め
先ほどから比較に出しているボーンパニエ、チュールパニエと比べると、フリルパニエはスカートを支える力が弱いというデメリットがあります。
フリルパニエは柔らかい素材を何重にも重ねてボリュームを出すという構造のため、重たいスカート、ボリュームのあるスカートの下に履くとフリルが圧縮されてボリュームが出づらいです。
お姫様のようなドレスや重厚な生地で使うのにはあまり向きません。
時間が経つとしぼむことも
柔らかさゆえのフリルパニエの欠点は他にもあります。
フリルパニエは長時間使うと、だんだん圧縮されたり重力の影響でしぼんだような見た目になることがあります。
朝はふわふわだったパニエが、夕方になるとぺしゃんこになっているということも。
これはパニエの素材やボリューム、上に履くスカートの重さにもよるので一概には言えませんが、こういう現象も起こることを知っておいた方がいいと思います。
短い丈が少ない
これはパニエ全体に言えることですが、短い丈を扱っているところがあまりありません。
特にフリルパニエに関しては40cmより短いものを見つけるのは難しいです。
フリルパニエを使いたいシチュエーションは、短いスカートをふわふわにしたい時も多いので、短いフリルパニエがないのは結構困ります。
ようやく見つかったと思ったら子ども用というのはあるあるです。
フリルパニエを選ぶときのポイント
実際にフリルパニエを買うとなったとき、理想は実店舗で直接見て買うことですが、なかなかフリルパニエを扱っているお店はありません。となると、多くの人はネットで買うことになると思います。
ここではフリルパニエをネットで買う時、注目したいポイントについて話します。
フリルが多いものを選ぶ
フリルパニエの特徴であるフリルは一番重視したいポイントです。
ネットに売っているもののなかには、フリルが少しだけ付いたものや、正面から見るといい感じでも下から除くとフリルがスカスカなものなどが売られています。
フリルは多ければ多いほどいいと思って大丈夫です。
ちょっと値段を多く出してでもフリルの多い方を買っておくことをおすすめします。
複数衣装で兼用するなら長めが便利
あるキャラのコスプレではミニスカートを膨らませたいけど、別のキャラでは膝丈スカートを膨らませたいということもあると思います。
複数のキャラクターのコスプレでフリルパニエを使いまわす予定なら、長めのフリルパニエを買うことをおすすめします。
フリルパニエのウエストはゴムであることが多く、生地も薄く柔らかいのでウエストを折って丈を調整することができます。
わたしは折った生地でウエストがもごもごするのが嫌なときは、胸まで引き上げてベルトを締めて丈を調整することもあります。
これはパニエにオーバーフリルがない前提の技なので、オーバーフリル付きのパニエを丈調整するのは諦めてそれぞれの丈を用意しましょう。
安すぎるものに注意
Amazonや楽天で「フリルパニエ」と検索すると、さまざまな価格の商品が出てきます。
1000円程度の安いものから、一万円以上する高級なものまであります。
コスプレで使うだけなら安いもので十分です。もちろん値段とクオリティは比例するので、予算に余裕があるならお高い品を使うのもいいと思います。
ここで注意したいのが、安すぎる商品にあまりいいものがないという点です。
わたしの体感では、1500円を下回るフリルパニエはフリルがスカスカだったり、生地がよくなかったりする印象です。
あとは、安くてフリルもぎっしりでいいと思った商品に限ってキッズサイズしかないというのもあります。間違えて買うと悲しい思いをします。
2000~3000円ほど出すとそれなりの品が買えるので予算を組む時の参考にしてみてください。
フリルパニエは簡単に衣装がかわいくなるので、大変おすすめです。
コスプレ衣装のボリュームやパニエに悩んでいるなら、一枚持っておいて損はないと思います。