しもじものたみ

生き抜け!コンクリートジャングル

なにもかも面倒になったので宅配クリーニングを使うことにした

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常々思っていたけれど、クリーニングって超えるべきハードルが多すぎる。

第一の壁は、移動。

クリーニングに出すような上等な服を、徒歩で持ってクリーニング店を訪れるだけでも疲れる。ましてや、仕上がった衣類を持って帰るときなんてストレスがかかって仕方がない。特に、ワンピースなどの丈の長い服はどうやって運ぶのが正解なのか分からない。わたしはハンガーのカーブ部分を持って頭上に掲げて、裾を引きずらず、シワもつけない自由の女神スタイルを採用している。これを公道でやるのはだいぶ恥ずかしい。

 

第二の壁は、料金。

クリーニング店の料金形態って難しい。コートとジャンパーとジャケットの違いがよく分かっていないわたしのようなファッション未就学児は、衣類の種類ごとに値段が変わるあの仕組みは大変困る。自分の持っているこの「上着」が何なのか分からないのだ。ネットで調べて値段の目星をつけていったら、受付で想定外の種類で受付されて「アッ...チョットお金がーヘヘッ足りないかな...なんて...ATM近くにアリマスカ」と挙動不審な動きをすることになってしまう。それを想像するだけでもう面倒くさい。

 

第三の壁は、時間拘束。

クリーニング店に行く日、仕上がりを待つ日、クリーニング店に受け取りに行く日が必要なのも面倒ポイント。特に受取日はこちらの都合関係なく設定されることが多い。わたしは定職についていないのでまだマシだが、仕事をしている人はしんどいと思う。クリーニングを受取りに行くより、受け取りのために日程調整する労力が面倒なのだ。

 

ほかにも、「店員さんとの会話がしんどい」とか、「セールや割引のために時期をうかがっていたらキリがない」とか「そもそも家から出るのが嫌」とかそういうグズグズな人間模様も合わさると、

 

もう、クリーニング、いいかな。

 

となってしまう。

 

そんな時、見つけてしまった。

宅配クリーニング」という文明を。

ズボラには甘美な響きを持つ宅配クリーニングを実際に利用してみたので、参考にしてほしい。

 

宅配クリーニングの不安

「宅配クリーニング」という文字をみて、すぐに飛びついたわたしにも、一応不安はあった。

  • 梱包が面倒なのでは
  • 料金(特に送料)が高いのでは
  • 結局1回や2回外出せねばならんのでは

面倒が嫌で宅配クリーニングがしたいのに、面倒な作業が発生したら困る。これらを最低限クリアしてもらえれば、怠惰なわたしからは言うことはない。

 

宅配クリーニングを申し込んでみた

今回クリーニングを申し込んだのは、宅配クリーニングのリネット

 

先に結果を言うと、かゆいところに手が届くサービスで大変満足だった

リネットのおすすめポイントを紹介したい。

一切外出ナシで完結する

以前、パソコンのネット買取を利用した際に、宅配業者の元に伝票を取りに行ったり、荷物を持ち込んだりした経験がある。それ以来「自宅でらくらく!」的な売り文句のサービスは、うがった目で見てしまう習性が身についてしまった。結局おたくも外出させるのでしょう、と。

リネットは、申込みから受け取りまで、一切外出不要だった。

申込はWebもしくはアプリで行う。指定日になるとヤマト運輸が集荷に来てくれた。ヤマトに対して集荷の手配はしていない。リネットで申込をすると、集荷の手続きもやってもらえるようだ。玄関先で梱包した衣類を渡すだけ。

素晴らしい。

クリーニングが完了すると、指定日に返送してくれる。もちろんこちらも、何の手配もしていない。再び玄関先でクリーニング品を受取って終了。一度申込をしてしまえば、あとは待つのみというお手軽さ。

地味だが便利だったのが、「受け取り時の宅配ボックス利用設定」ができるところ。宅配ボックスを利用する設定が、「利用しない」、「常に利用する」、「不在時のみ利用」から選べる。常に利用するにしておけば、時間を選ばず受取りできるので大変便利だった

きれいな段ボールで届く

詰めるだけで梱包終了

再び過去のパソコン買取の話になるが、この時梱包がめちゃくちゃ面倒だった。指定の梱包方法でなければ買取減額とのことでアレコレ梱包材を用意するのにお金も労力もかかったのだ。

リネットは、そんな面倒なことはない。段ボールにクリーニングする衣類を詰めるだけ。衣類をビニールに包むとか、緩衝材が必要とか、そんなことはない。

わたしは、衣類をたたまず段ボールに雑に詰めて送ったが、問題なく受理してもらえた。

「段ボールなんてうちにはない...」というご家庭でも大丈夫。紙袋でも受け付けてもらえる

「紙袋すらない...」「そもそも探すのすら面倒くさい...」という人でもあきらめないで。リネットなら梱包用段ボールがもらえる。申込時に段ボールをもらう設定にチェックをするだけ。ただしプレミアム会員限定サービスなので注意してほしい。

一度サービスを利用すると専用バッグがもらえるので、次回以降はこちらを使えばOK。

専用バッグ(横の定規は比較用に置いたもの)

コンビニ持込発送用の伝票があらかじめ入っているのもうれしい。

チラシに同封されていた結束バンド

専用バッグのファスナー固定用の結束バンドまで同梱されていた。

気遣いレベルが高すぎる。

店舗型クリーニングと変わらない値段

今回のクリーニングの内容は、男性スーツ上下、女性礼服ワンピースと付属のジャケット。葬式に参列した際に使用した衣類だ。

リネットでクリーニングをした料金が、3790円。わたしは、そこに、「そのまましまえる不織布カバー(1枚200円)」を4枚購入したので合計4590円だった。近所の某クリーニング店の料金表で、同様の場合の料金をざっと見積もっても、だいたい5000円程度だった。安い。

追加で購入した、そのまましまえる不織布カバーは、こんな感じ。表面が透明なビニールで、裏面が不織布になっている。通常の両面ビニールの袋は、かぶせた状態で保管することを推奨していないようなので、わたしは不織布カバーを購入した。

そのまましまえて便利

プレミアム会員であれば、1900円以上で送料無料なので、自宅に届くサービス分、リネットのほうが安上がりだった。

料金シミュレーターで簡単見積

わたしは予測できない事態にめっぽう弱い。だから冒頭で述べたような「クリーニング店で予想以上にお金がかかり、財布の中身では足りなくなる」なんて事態が起こると脳が処理堕ちしてしまう。事前にネットで調べたり、クリーニング店の看板をガン見するなどして日々精進している。

リネットには、こんなザ・小心者にやさしい料金表と、料金シミュレーターがある。事前にクリーニングしたい衣類の料金が分かるサービスだ。

リネットの料金表のいいところは、衣類が画像付きで紹介されていることだ。「これはジャケット...?コート...?」と悩んでいても、画像と照らし合わせてより近いほうでシミュレーションできる。まぎらわしい衣類には解説までついている。服の種類が分からない人類に優しすぎる。

今回の注文では、わたしでも誤差なしでシミュレーションすることができた。

 

プレミアム会員ってどうなの?

ここまで、おススメポイントをあげてみた。その中に「プレミアム会員」限定のサービスもあったと思う。

リネットのプレミアム会員は有料だ。「お金払って会員になる必要あるのか...?」と最初はわたしも思っていたので、プレミアム会員になるメリットもお伝えしたい。

わたしが思う、プレミアム会員のメリットは、以下の3つだ。

  • 1900円以上利用で送料無料
  • 出した翌日受け取り(一部地域のみ)
  • 段ボール無料

毎日忙しくてクリーニングのことに思考を割いていられないような人、クリーニングの活用頻度が高い人は、ぜひプレミアム会員になることも検討してほしい。

特に恩恵を受けるのは、送料。通常会員だと、送料無料になるのは10,000円(税抜)利用した場合なので、結構かかる。

わたしは、送料の計算という面倒くさい作業を放棄するためにプレミアム会員になったといっても過言ではない。

プレミアム会員の会員費は月額390円なので、一度気軽に入ってみてもいいと思う。

 

宅配クリーニング最高

わたしは宅配クリーニングという文明の利器を手にしたことで、苦しみから解放された。もう受付で恥をかいたり、「あぁそろそろクリーニング出さなきゃなあ」といいつつ結局出さないで頭の隅で、もやもやくすぶったりしなくてすむのだ。

宅配クリーニングの難点を挙げるとすれば、ダメ人間が使用するとダメ度に拍車がかかってしまう点がある。

宅配クリーニングで空いたお金と時間を有意義に使える人には、ぜひ使ってほしいサービスだった。