らくスパガーデン名古屋にコワーキングスペースができていました。
スーパー銭湯とコワーキングスペースの組み合わせはどうなの?と思っていたのですが、想像に反してとても快適でした。
【目次】
※この記事が執筆された時点の情報です。
らくスパガーデン名古屋のコワーキングスペース
らくスパガーデン名古屋とは、株式会社極楽湯が運営するリラクゼーション施設です。
大浴場、岩盤浴、食事スペース、漫画本などを擁しておりあらゆる手段でくつろぐことができる施設です。
そんならくスパガーデンにコワーキングスペースができていました。
5階のトイレ横にありました。
コワーキングスペースといえば労働、しかしここは一日じゅうだらだら過ごすことができてしまう魅惑の施設らくスパガーデン。
一見両者の取り合わせは悪そうです。
白を基調としたスペースには、カウンタータイプの席と、半個室の席があります。
入り口付近には完全な個室の有料スペースもありました。
半個室のスペースはテーブル周りを高い壁で囲まれています。
テーブルの幅は110cm、奥行きは50cm程度ありました。
各スペースにはコンセントとデスクライトが付いています。
コンセントはUSB充電ポートもあったので、コードだけあれば充電できます。
らくスパ館内は無料で利用できるWi-Fiがあるので、持ち込んだノートPCやタブレットでインターネットを利用できます。
コワーキングスペースを利用するための手続きや予約は不要でした。
有料スペースを利用する場合に限り予約が必要だそうです。
よかった点
スーパー銭湯のコワーキングスペースってどうなんだと思っていましたが、思っていたより快適でした。
らくスパガーデンの良かったところを紹介します。
無料で利用できる
半個室とカウンターのコワーキングスペースは無料で利用できます。
らくスパガーデンの入館料は平日で1,958円、休日で2,618円です。この入館料さえ払えばコワーキングスペースも使い放題です。
ファミレスやカフェで仕事をすると、数時間いるだけでなんだかんだ1000円近く必要になると思うと、一度入館料を払ってしまえば一日ずっと入り浸れるコワーキングスペースは時間を気にせずに作業できるうえに経済的ではないでしょうか。
わたしは株式会社極楽湯の株主優待の無料入浴券利用しているので、さらにお得に利用しています。
証券口座を開設すればすぐ購入できます。
株を一年以上継続保有すると優待がもらえるので、利用する予定のある人は早めに買っておくのがおすすめです。
コーヒーが飲み放題
コワーキングスペースのある5階には、ウォーターサーバーのほかに、無料で飲み放題のホットコーヒーがあります。
水やコーヒーをコワーキングスペースに持ち込み、飲みながら作業ができます。館内で購入したものであれば食べ物も持ち込み可能です。小腹がすいたらフライドポテトやパンをつまむこともできます。
がぶ飲みしてもコワーキングスペースのすぐ横がトイレなのもありがたいです。
コーヒーを飲まない人であれば、フルーツティーがおすすめです。
660円でカップを購入すると、購入日は一日飲み放題になります。
雑誌やまんがが読み放題
館内にある本や雑誌、コミックはコワーキングスペース内に持ち込み可能です。
雑誌でリサーチしたり、まんがのレビューを書くときの資料として重宝します。
らくスパガーデン内の蔵書はコミック検索機能で自宅からでも探すことができるので、読みたい本があるか事前に調べておくと作業がスムーズです。
デスクワークと風呂・岩盤浴の相性がいい
デスクワークはどうしても目や肩、腰が凝り固まりがちです。
そんなとき、気分転換に館内の温泉や岩盤浴を利用すると、体が温まりコリが改善されます。
血流がよくなるからか、頭が冴えてスッキリしました。
風呂とデスクワークの相性がいいのはいい意味で予想外でした。
想像していたより静か
いくらコワーキングスペースとはいえ、施設自体は老若男女が利用する場所なので話し声や雑音で気が散るかと思いましたが、コワーキングスペース内は想像以上に静かで作業に集中できました。
コワーキングスペース以外の場所にも机やいすはありますが、こどものはしゃぎ声やおしゃべり声が気になってしまいます。コワーキングスペース内はそういった声がほとんど聞こえませんでした。
ただ、これはわたしが平日の昼~夜にかけて使用しているからかもしれません。
また、館内放送やBGMは他の場所と同様に流れているので、完全に無音というわけではありませんでした。
気になったところ
ここからは実際にコワーキングスペースを利用してみて気になったところを書いていきます。
荷物の管理が難しい
コワーキングスペース内には基本的にスタッフはいません。
また、衝立や仕切りの多さから死角が多く人の目が届きづらい構造となっています。
荷物は常に身に着けて移動したほうが防犯上いいのですが、コワーキングスペースには鍵付きのロッカー等ありませんでした。
ちょっとコーヒーをとりに行きたい時やトイレに行きたい時などの荷物管理にちょっと困ります。
短時間の離席ならいいかもしれませんが、気分転換で岩盤浴を利用するときなんかは一度鍵のかかる脱衣所のロッカーまで荷物を置きに行き、再度荷物を取り出さなければならないのは手間です。
盗難を恐れない場合でも、コワーキングスペースの座席は10分以上荷物で席取り禁止なので、置きっぱなしという訳にもいきません。
一応館内にいくつかフリーロッカーはありますが、携帯斗財布程度しか入らない小さなサイズです。タブレットやノートパソコンとなるとしまえない可能性があります。
荷物を持って歩くことが増えると思うので、コワーキングスペースを利用する予定ならば、館内移動用の簡単なバッグがあると便利です。
誘惑が多い
これはコワーキングスペースというよりラクスパガーデンそのものについてのことですが、まんがにお風呂、岩盤浴、食事、お酒、催し物など、作業をするときの障害になる誘惑がめちゃくちゃ多いです。
ちょっと休憩をするつもりでこれらを利用したのに気づけば1,2時間経っていた、なんてことが起こりがちです。
そもそもラクスパガーデンは癒されるための施設なのでこれが正しい姿なのですが、コワーキングスペースで作業するならそうはいきません。自制心を持って作業する強い心が必要です。
大声の会話禁止
コワーキング内は大声で会話することが禁止されています。
コワーキングスペース内で会話しながら仕事をしたり、勉強したりすることはできません。
そもそもですが、コワーキングスペースを利用している人は無言で作業している人ばかりでした。通話等をする人は有料スペースを利用しているようです。
もしワイワイしたい場合、別の階にあるテーブルを使用する方がいいと思います。
まとめると、制約は少々あるもののラクスパガーデンのコワーキングスペースは想像以上に快適でした。
コスパもよく、自制心さえあれば作業に集中できる環境なのでまた利用したいと思います。