コスプレの醍醐味といえば写真撮影ですが、いざ撮影を始めると毎回同じポーズになってしまったり、早々にネタ切れとなってしまうことがあります。
そんな時役に立つのが小道具です。
今回はさまざまなキャラクターのコスプレで使用できる汎用的な小道具を紹介します。
【目次】
マイク
マイクはアイドル系のコスプレで活躍します。
マイクを握って口の前にもってくるだけで歌っているような写真が撮れ、手軽にアイドルっぽさを演出できます。
コスプレの撮影でしようするだけなら音を拾う機能のないマイクのイミテーションで十分です。プラスチック製であれば軽くコンパクトなのでコスプレイベントにも持っていきやすいです。
プラスチックのイミテーションマイクは大型の100均であればおもちゃコーナーに売っていることがあります。
2.5次元系のコスプレをする人であれば、インカム風のマイクを使うとより舞台っぽくなります。
スクールバッグ
スクールバッグは学生系のコスプレでよく使われます。
スクールバッグを肩にかけて歩いているだけで、キャラクターの日常感あふれる写真が撮影できます。
なんといってもスクールバッグは鞄なので、コスプレイベントやスタジオ内の移動で活躍するのが一番のメリットです。そこそこ容量があり軽く、写り込んでも違和感のない鞄なので、撮影に使えて実用性もあり一石二鳥です。
コスプレイベントで使うことを想定する場合、カバンの材質は合皮より布製がいいと思います。イベント中はどうしても地面にカバンを置く機会が多いので、洗って繰り返し使える素材がおすすめです。
扇子
扇子も実用的な小道具です。
畳んだ状態で持っていても、広げてもびしっと決まります。
顔を隠してアンニュイな写真を撮るのもいいでしょう。
本来の使用用途どおり、暑い日にパタパタと扇げるので夏場のイベントにもってこいです。白の扇子を胸元で広げてレフ板代わりに使用する人もいます。
和風キャラであればよくなじむので、1本持っていると重宝します。
水鉄砲
水鉄砲は形状と使い方次第でいろいろなキャラクターに合わせられる小道具になります。
水着のコスプレで大型の水鉄砲を持つと夏っぽさを演出できます。小型のものを二丁もってもかわいいです。
制服系の衣装で水鉄砲を持っても、青春の一ページを感じる構図が撮れます。
拳銃風の水鉄砲を塗装して、武器にリメイクすることでシリアスな作風にもマッチさせられます。
金属っぽい塗装がしたければターナーのアイアンペイントがおすすめです。
より実際の武器に近いモデルガンを使うのが理想ですが、撮影で数回使用するにはモデルガンは高すぎますし、持ち込み禁止にしているコスプレイベントもあります。
その点、水鉄砲であれば水を入れなければ安全ですし、軽くて持ち運びやすく、安価です。100均やホームセンターなど身近な店で購入できるのもメリットです。
洋古書
分厚い本はファンタジー作品の小道具として重宝します。
その中でも装丁がしっかりした洋古書は汎用性が高いです。
腕に抱えているだけで知的かつ異世界な雰囲気が出せますし、本を立てかける、開く、小脇に抱えるなどでポーズの幅が広がります。
フリマサイトや古本屋をめぐって探すことになります。撮影用のアンティーク風の新品本というのもあるので、必要に応じて使い分けると便利です。
デメリットとしては、しっかりした本ほど重たいうえ、アンティークの本は脆くなっていることも多いので持ち運びには苦労する点が挙げられます。
本を開く予定がないのなら、本型の箱で代用するという手があります。箱であれば中にスマホや財布程度を入れておけるので、移動時の簡易荷物入れにできます。
食品サンプル・フェイクスイーツ
食べ物に関係のあるキャラクターの場合、食べ物をもって撮影したいところではあると思いますが、コスプレイベントやスタジオによっては本物の食べ物を用いた撮影を禁止していることがあります。
そこで、食品サンプルやフェイクスイーツを用いれば撮影可能です。
筆者の経験的には、ケーキとパンと果物は使える場面が多いので、持っておくと役立つ日が来ると思います。
実物大の食品サンプルは高価なものが多いです。自作すると安く抑えられるので、材料をそろえてチャレンジしてみてください。
小道具があると撮影時のポーズの幅が広がります。
お財布に余裕があるとき、コスプレ準備が落ち着いているときに小道具を集めておくと、役に立ちます。
小道具はここで紹介した以外にもたくさんあります。
100均やECサイトをめぐって探してみてください。